めだましゃぶり 目玉しゃぶり

めだましゃぶり(目玉しゃぶり)

江州の瀬田の唐橋に出たというおばけで死んだ人の目玉を取って、あめのようにしゃぶるのが好き。
橋の近辺に、数人の「目玉しゃぶり」が居たようで橋のたもとに人がやってくると「これを向こうの女のひとに渡してください」と言って小箱を渡して来たりしたと言います。この小箱の中身はヤッパリ目の玉で箱の中身を見てしまったひとは病にかかって死んでしまうと言うことです。

和漢百魅缶│2007.10.27
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