あかりなしそば 無灯蕎麦

あかりなしそば(無灯蕎麦)

江戸の本所七ふしぎに数え上げられている不思議のひとつで、つねに明かりのついてないそば屋さんのあんどん。親切心をきかせてホッと火を入れてもたちどころに消えてしまう、という不思議。これに出遭うと、よくないことが起きたりしたとかしないとか。

☆ 莱莉垣桜文 附註
また「きえずのあんどん」という不思議も伝えられていて、こちらは灯油をついでいるところを誰も見たことがないのに永遠と明かりの灯っているあんどんがあるよ、という不思議。

和漢百魅缶│2007.02.20
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