いやみ 否魅

いやみ(否魅)

ぱっとうしろから見ているとキレイな娘さん風のいでたちなのですが、いざ、そのお顔を拝するとヒゲづらのおっさん、という姿のおばけ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
このおばけさんは鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』に否哉[いやや]という名づけで載っています。「いやみ」というのは李冠光賢の『怪物画本』にある名づけです。(字は氷厘亭氷泉による宛て文字です)

和漢百魅缶│2006.07.05
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